Maxwell、Fugees新譜は来年初頭

共に06年初頭(Maxwellは2月、Fugeesは1月)のリリース。Fugeesはリユニオンが正式発表されていたのでそろそろかな、と思っていましたがMaxwellのカムバックは突然だったので嬉しい限り。前作『Now』が01年夏のリリースでしたから4年半ぶり(!)となるのですね。Sonyからのリリースゆえ、セキュアCDでのリリースだけは避けてほしいものです。

J-WAVE、Raul Midonライヴに300名招待

以前ココでも紹介したショウケースライヴですが、ショウケースの枠を超えて(といってもあくまで個人の判断にすぎませんが)、J-WAVEが執り行う形となりました。番組内のSOUNDS GREENのコンセプトからしても、"J-WAVE BOOM TOWN × Raul Midon"の組み合わせはピッタリですね。
以下、特設ページより一部抜粋。応募フォームはページ内にあります。

J-WAVE BOOM TOWN SOUNDS GREEN LIVE feat. RAUL MIDON

日時 : 10月24日(月)開場18:30 / 開演19:30
開場 : 代官山UNIT
出演 : ラウル・ミドン
MC : クリス智子
ご招待数 : 150組300名様ご招待
締め切り : 10/7(金)申し込み分まで有効


当選者発表 : 招待状の発送をもって替えさせて頂きます。

フリーライヴ情報

2005年9月24日(土)
会場:東京・小金井公園 いこいの広場
開場11時/開演12時頃/終演17時予定
*休憩アリ/入場無料/全自由/雨天決行

(以上、特設サイトより一部抜粋)
明日は東京地方、生憎の雨の予想です(なんとか晴れてほしいですね)。そんな中、昨年の『LIVE AT HAMABAY』を超える規模でのフリーライヴが開催されます。オリジナル曲の映画化、ベスト盤のリリースも手伝って明日は凄い人出になりそうです。

VOLVO SPECIAL ACOUSTIC LIVE supported by J-WAVE
9月23日(金)、24日(土)、25日(日)、テレビ朝日umuで開催します。
入場は無料! ぜひお越しください!

出演タイムテーブル:
         14:00〜14:30        16:00〜16:30
9月23日(金・祝) かの香織          かの香織
9月24日(土)   かの香織          おおはた雄一(17:00〜17:30)
9月25日(日)   スパニッシュ・コネクション スパニッシュ・コネクション

会場:テレビ朝日umu

(以上、特設サイトより一部抜粋)
既に本日23日のイベントは終了していますが、24、25日で3アーティストが登場。
お薦めはおおはた雄一さん。Bonnie Pinkさんのカヴァーアルバム『REMINISCENCE』への参加(Bonnie Pinkさんのサポート/アレンジとしてフジ『僕らの音楽2』出演)等活動も幅広くなってきました。Music On! TVをはじめ取り上げられてきていますね。スライドプレイの心地良さ、声に宿る安堵感は聴いてて心地良く揺らされ、癒されます。是非生で聴いてみてください。

J-WAVE関連をもうひとつ。

TOKYO BOSSA NOVA 2005 FREE LIVE


9月23日(金)〜10月10日(月)の土・日・祝祭日の8日間、各日16:00から屋外のセンター広場、18:00から屋内のグラススクエアの2会場にて、全20アーティストによる無料ライヴを開催します。

ライヴスケジュール・出演アーティスト

     [16:00〜 センター広場]  [18:00〜 グラススクエア]
9/23 (金) vice versa        Saigenji
9/24 (土) NOA NOA          Irma、柳沢暁子
9/25 (日) TOYONO          犬塚彩子、チナボン
10/1 (土) Bophana          naomi&goro、松田美緒
10/2 (日) ピカリズモ        比屋定篤子
10/8 (土) Pecombo、Le 3       原田芳宏
10/9 (日) BALANCA          Dois Mapas
10/10 (月) Saigenji CHORO CLUB

* 各回約1時間。屋外のセンター広場でのライヴは、荒天の場合は中止あるいは会場変更となる場合もあります。
* イヴェントに関する詳細、出演者のプロフィールなどは、こちらの公式サイトをご覧下さい。

(以上、特設サイトより一部抜粋)
冨田ラボさん等とのコラボレートでアーティストの信頼も厚い(J-WAVEの特番等出演も多い)、Saigenjiの生演奏、是非観てみたいと思います。


最後はコチラ。

2005年10月8日(土) at 上野恩賜公園野外ステージ(水上音楽堂)
入場無料(カンパ制)

(以上、特設サイトより一部改訂の上抜粋)
山崎まさよしさんがステージ看板を書いたことで知られるアコースティックのライヴハウス四谷天窓と、アーティストの井上ともやすさんが主催する恒例のイベントです。次代を担うアーティストが多数参加します。天窓オリンピック(決勝の模様はココで記載)で優勝した後藤冬樹さん、準優勝のUnited Master Kitchenも出演。お薦めです。

Stevie Wonder新譜 リリース完全決定

R&Bネタは久しく書いていなかったような…。

曲順、国内盤・輸入盤の発売日完全(ですよね?)決定、とのことですので、これ以上待たされることはないでしょう。

"携帯向けの地上デジタル放送、来年4月スタート"に合わせて 個人的見解(メモ)

在京民放キー局5社とNHKは、携帯端末向けの地上デジタル放送の開始日を2006年4月1日とすることで合意した。27日に正式発表する。

 東京や大阪、名古屋などで放送開始を先行させる。地上デジタル放送の対応チューナーを内蔵した専用の携帯電話や車載小型テレビなどがあれば、地上波と同じ放送を屋外でも無料で視聴できるようになる。

(以上、記事より一部抜粋)
至極単純な考えかもしれませんが、以下の危惧感を抱いています。
NHKによる携帯端末への受信料の徴収
著作権問題に伴う上記放送の暗礁乗り上げ
③携帯電話への私的録画・録音補償金課金へ
①はともかく(といっても実際に①の問題が起これば大きな問題になるのではないでしょうか)、②・③はいずれもデジタル化で鮮明な画像が受信できることから生まれた発想です。よくよく考えれば、③の発想は"私的録画・録音補償金"についてJASRAC等が賛成する課金すべき理由と変わらないのでは、と思うのです。

あくまで個人的な危惧感ですのでメモ程度のものでしかありませんし、自身の勉強不足は否めませんが、今後JASRAC等機関の動きは監視していかなければならないでしょう。

ソニーへの進言

国際競争力の低下にあえぐソニーは二十二日、今後三年間に世界で一万人の人員削減や二千億円のコスト削減など抜本的な経営改革を実施する、と発表した。(中略) 構造改革に伴い、今期の連結業績は最終赤字に転落する見通しだが、主力のエレクトロニクス部門に経営資源を集中し、『ソニー復活』を目指す。
(中略)
 構造改革は、「再生の最重要課題」(ハワード・ストリンガー会長)として位置付ける不振のエレクトロニクス部門を中心に実施。同部門は十八年度での黒字化を目指すとしている。

(以上、記事より一部抜粋)
産経新聞の記事。記事の中で"脱「縦割り」問われる指導力"として、デジタル携帯音楽プレイヤーを例に挙げています。

◆脱「縦割り」問われる指導力
 「部門間の連携を阻害する体質を解消する」−。グループ経営の抜本見直しを指揮するハワード・ストリンガー会長兼CEO(最高経営責任者)は二十二日の会見でこう語り、過去に成功した縦割り組織から抜け出せないソニーの体質改善こそが最大の課題だと強調した。
 現経営陣は六月の就任から百日間にわたって現在のソニーが抱える問題点を徹底的に洗い直してきた。米国三大ネットワークのCBS社長まで上り詰め、ソニーに移籍後も米国法人で映画や音楽部門のリストラを断行したストリンガー会長の目に映ったのは、「多層化し、意思決定が遅い」という肥大化した組織の弊害だった。
 その一例が、かつて「ウォークマン」ブランドで一時代を築きあげたものの、現在では米アップルコンピュータの「iPod」に首位独走を許しているデジタル携帯音楽プレーヤーだ。
 音楽配信サービスと一体となってiPodを売り込むアップルに対し、ソニーが敗れた最大の原因はハードとコンテンツの連携が遅れたためだ。
 ソニーはコンテンツとなる音楽部門を傘下に持ち、アップルに先駆けて音楽配信事業に乗り出していたが、著作権の保護などを理由に、パソコンからプレーヤーへの転送回数を制限したことなどから、ユーザーの支持を得られなかった。硬直した商品戦略こそが縦割り組織の悪弊だった。
 こうした弊害を取り除くため、中期経営方針では部門ごとに採算を図るカンパニー制を廃止し、エレクトロニクス、映画、音楽、ゲーム各部門の壁を取り払うことを打ち出した。目指すのは「革新的な技術を生かしたヒット商品の創出」(ストリンガー会長)だ。

(以上、記事より一部抜粋)
ここでいうところの音楽面での弊害からの脱出方法として"ソニーグループ全体での(ハードとコンテンツの)連携強化"、"各部門の壁の撤去"を挙げていますが、それ以前に"アップル/iPodとの壁の撤去"こそ最優先事項ではないのでしょうか。

ユーザーの支持を得られなかった商品戦略は"レーベルゲート"、"ATRAC3"等挙げればキリがありません。いずれもソニー系の音楽(ソフト)はソニーのハードで聴くように、という不自由さがユーザーの反発を招き、レーベルゲートに至ってはCCCDからの撤回という結果(当然の帰結といえるでしょう。CCCDは"消費者はコピーをする犯罪者予備軍"との見解で導入されたものです。消費者を敵視するモノが消費者に支持されるはずがありません)となりました。しかし、アメリカで導入され始めたセキュアCD((ソニー製をはじめとする一部プレイヤーにのみ、且つiPodに準拠しない規格の)セキュアCD導入強化によるデジタル携帯音楽プレイヤーとの連携を行わんとする姿勢)をみるに、結局ソニーはどうしてもソニー内での囲い込みをすることに躍起になっているという認識を持たざるを得ません。(ソニー側はそう思ってないのかもしれないのですが、)音楽配信によって生まれるであろう音楽の楽しみや自由を、ソニー内の硬直性が奪いつつあるのではないのですか。そしてその自由度が、アップルとソニーの大きな差である、と考えます。

今後もそういう硬直性を抱き続けるならば(いや、iTunesの値上げや日豪でのiTMS不参加の動き、セキュアCD導入からみて硬直性は明らかでしょう)、ユーザーから不信感を抱かれ、ついにはソッポを向かれるでしょう。極論かもしれませんが、ソニーは自社の音楽(ソフト)部門をハードとはまったく別のものとして扱い、ユーザー、アーティスト、レーベル全サイドが楽しみも利益も享受出来るよう努めるべきだと考えます。