レーベルゲートCD2でのリリース作品、CD-DAでの再リリース公式アナウンス

音楽配信メモ7/30付『SMEがレーベルゲートCD2作品を全廃。通常CD-DA作品で再リリースへ』で既に述べられていますが、レーベルゲートCD2でのリリース作品が、7/27よりCD-DAにて再出荷の運びとなりました。しかしながら音楽配信メモの津田氏も『というか、SMEはこういう重要な情報こそ、サイトで一般消費者向けに告知しろって話ですよね』と書かれているように、SME側は公式アナウンスを行っていませんでした。

店側への配慮があったとしても、一般のユーザー向けに正式に発表がないのはどういうことでしょう。まるで過去の失敗を隠すような姿勢に汚さを覚えずにはいられません。

そんな中、RHYMESTERのページ内"INFORMATION"にて、8/18付にて下記のアナウンスが記載されています(パンチカ-PUNCHIKA『ソニーのシングルについて』より)。
レーベル側からようやく正式な形でのアナウンスが出た、といっていいでしょう。

2004年2月4日に発売したアルバム「グレイゾーン」はレーベルゲートCD2という
コピーコントロールCDで発売いたしました。 しかし、レーベルの方針変更に伴い、
レーベルゲートCD2での新譜発売も中止されたために、
段階的に通常のCDでの再発が行われはじめました。
そのなかに「グレイゾーン」も含まれています。
通常のCDは7月27日以降順次出荷されていますが、CDショップの店頭には、
まだレーベルゲートCD2での在庫も残っている場合がありますので、
品番やマークを確認してください。

【品番の違い】
レーベルゲートCD2品番:KSCL-644
通常CD品番:KSCL-850

また、シングル「現金に体を張れ」「ザ・グレート・アマチュアリズム」
「WELCOME 2 MY ROOM」に関しても、年内には通常CDでの再発を行う予定となっています。
詳細が決まったら追ってインフォメーションいたします。

最後に、この件についてインフォメーションが遅くなりましたことをお詫びいたします。

(Sony Music Online Japan・Artist Information・RHYMESTER・INFORMATIONより)
レーベルゲートCD2作品のCD-DA化を知ったファンからレーベル側に再発を望む声が強まった故に、レーベル側が正式発表せざるを得なくなったのかもしれません。また特筆すべきは、シングルについても再リリースをする、ということでしょう。
今回の発表が、アーティストのサイトを通じて発表になったということは、SMEに所属する各アーティストのファン一人一人が、レーベル/アーティストに直接問い合わせ、レーベル側から公式アナウンスを"勝ち取る"ことが必要なのかもしれません。